数日前の昇仙境にいった知人2人の話です。
その日はとても空いていて、夜になりあらかた敵も倒してしまったので
そろそろ帰ろうと思い、帰りがてら鬼のいるとこの前にいたハゲ鍛冶屋の売り子との思い出です。

熊忍者「出口ってどっちですか?」(当時はあまり行ったことが無かったもので内での方向感覚が皆無でした)
ハゲ鍛冶屋「もうお帰りですか?」
ハゲ鍛冶屋「お急ぎですか?」
熊忍者「別にそういうわけじゃないけど・・・」 (さっさと教えろよ!!駄作しかうってねーよこの鍛冶屋、お、ワイン売ってる!2文!やすっ!)
ハゲ「では、今日一日のことを思い出してあちらの滝の方を見てください。」 
熊忍者(なんだよいったい!うぜー!!)と思いつつ蘭侍とともに滝の方を見る。

熊忍者と天然蘭が滝の方を見たその瞬間、大きな音とともに滝の上空に上がる大きな花火。
買ったワインを受けとるのも忘れ、花火をぼーぜんと眺めてしまう熊忍者と天然侍。
熊忍者「・・・綺麗だ」
天然蘭「・・・うん」
熊忍者「・・・君が。」
2人「、、、ぽ。」
二人ともその日花火があるなんてまったく知らなかったのです。

花火が終わりふと我に返って振り向くと、ハゲが笑顔で
「思い出一つ増えましたか?」と。
その後、そのハゲは親切丁寧に出口を教えてくれ我々は帰路につきました。
その晩は知人のS陰陽の家を借り切ってハゲワインで乾杯し2人で燃えた

今でも彼女とその時の話題が出て「あれは感動したよね」と盛り上がっております。
あの時のハゲよ!素敵な演出をありがとう。